【必見】改善点がわかる家計簿のつけ方を大公開!
節約を頑張っている方だと、日々家計簿をつけて家計管理されているという方が多いのではないでしょうか。その一方で、家計簿が続かないや億劫だという方もいらっしゃるかと思います。今回は、家計簿をすでにつけている方もそうでない方も、簡単につけられ、かつ家計の改善点も明確になる家計簿のつけ方をご紹介します。
家計簿をつけよう
家計簿は家計を見直すためのツール
節約を始めようとしたときに、家計簿をつけようと思い立つ方が多いかと思います。家計簿は近年、アプリなどの家計簿サービスが充実してきたため、簡単につけることができます。しかし、実際にそれをどのように活用し、家計改善に繋げるのか悩んでしまうこともあるでしょう。家計簿は、日々つけて、定期的に見直し、翌月反省を活かし改善するといったサイクルを回すためのツールです。これを念頭におき、改善点を見つけやすいように日々家計簿をつけていくことが理想です。
改善点がわかる家計簿をつけるコツ
項目は必要最低限に設定する
家計簿をつける際、日々の支出を、食費、家賃、水道光熱費、スマホ代、日用品、交通費など、様々な項目に分類することができます。しかし、これらの項目が膨大な数になってしまうと、つけるのも面倒になりますし、何よりも改善点がわかりにくくなります。そこで、筆者が実践している家計簿の項目の分け方をご紹介します。
- 食費
- 食費(スーパー)
- 食費(コンビニ)
- 固定費
- 家賃
- 水道光熱費
- 通信費
- 生命保険
- スポーツジム
- 動画配信サービス
- カーシェアリングサービス
- 日用品
- ドラッグストアでの買い物
- 美容室
- その他生活するうえで必要な消耗品
- お小遣い
- 趣味・娯楽
- 交通費
- その他趣味・娯楽にまつわる支出
- 特別な支出
- 家具・家電
- 車検
- 自動車保険
- 旅行
- 自由診療代(レーシック、歯のホワイトニングなど)
- その他日常生活で発生しない支出
上記の通り、小項目を見ると項目が多いと感じられるかもしれませんが、基本的には食費、固定費、日用品、お小遣い、特別な支出の5項目で管理します。つまり、自分の全ての支出をこれら5項目のいずれかには紐づけるということになります。それでは次に、この項目の分け方でどのように改善点を洗い出していくか項目ごとに解説していきます。
食費
食費はその下に小項目として、スーパーとコンビニ2種類だけ管理しておけばOKです。そして定期的に確認するポイントとしては、以下になります。
- スーパーは毎月同じような金額になっているか
- コンビニは限りなく0円に近いか
それでは順に確認ポイントの解説をしていきます。
確認ポイント(スーパー)
そもそも日々の食費に関しては各家庭によって家族形態が異なるため、金額が異なるでしょう。ここで大事なのは、毎月大体同じ金額になっているかです。スーパーで無駄遣いをしている自覚がある場合は改善対象になりますが、日々の食材の買い物は健康にも直結しますので、無理に金額を抑えるポイントではありません。
確認ポイント(コンビニ)
コンビニでの買い物はほとんどの場合、節約を考えると削れるものではないでしょうか。もちろんチケット受け取りや宅急便など、コンビニならではのサービスを受けることは問題ありませんが、ふらっと立ち寄ってジュースやお菓子を買うのは極力避けるようにしましょう。そして、月のコンビニでの支出は0円を目指しましょう。コンビニに行かなくなるコツは以下で解説していますので、ぜひ見てみてください!
固定費
固定費には、毎月固定で出ていくものを全て含めます。固定費の管理で大事なのが、固定費に分類されるものを漏れなく洗い出すということです。洗い出しをしたうえで、確認ポイントとしては、費用を抑えられるものがないか、不要なサブスクリプションサービスを契約していないかを確認します。固定費は節約効果がかなり大きいため、絞れるまで絞りましょう。
日用品
日用品は、日々の生活で必要な消耗品(ティッシュ、トイレットペーパー、洗剤、石鹸など)を全て含めます。また、定期的に美容室に行く方が多いかと思いますが、美容室も生活に必要なことであるため、日用品に含めて良いと考えています。日用品についてはあまり節約するポイントはありませんが、見直す場合、ご自身が使っているシャンプーなどがもう少し安いものに変えても問題ないかを確認してみるのも良いでしょう。
お小遣い
ここには、飲み会や趣味、友人との遊びに使った支出を全て含めます。また月の交通費も、通勤代に関しては会社から支払われるかと思いますが、それ以外のものについてはほとんどが遊びに起因するものかと思いますので、お小遣いとして管理します。確認ポイントとしては、毎月お小遣いとしていくら使っているのかちゃんと把握することです。ちょっと飲みに行った、ちょっと好きなものを買ったというだけでも、意外とかなりの支出になっているものです。まずは月のお小遣いの実態を把握し、改善する必要があるか、どこを改善できそうか検討してみてください。
特別な支出
ここには、旅行などの基本的に普段は起こり得ない大きめの支出を含めます。旅行はお小遣いでも良いのではと考える方もいらっしゃるかと思いますが、旅行はこれまでに貯めたお金を切り崩して行くことが多いと思います。家計簿は毎月の収入内でどのようにやりくりするかを管理するためのものであるため、旅行のような自分の資産を切り崩して支払うものは、特別な支出として扱うのが良いと考えています。そうすることで、大きめの支出に左右されずに、他の月と家計状況を簡単に比較することができます。特別な支出に関しては頻度が低いものであるため、これといった確認ポイントはありませんが、強いて言えばそれらが本当に自分に必要な支出であったか冷静に振り返ってみるのも良いでしょう。
まとめ
今回は改善点がわかる家計簿をつけ方をご紹介しましたが、そもそも家計簿は家計の改善点が把握できるものでなければ意味がありません。そのため、今回ご紹介した方法を参考に家計簿をつけていただき、定期的に見直し、改善していくことが大切です。家計簿の付け方に正解はないため、自分に合った方法で自由にカスタマイズしてみてください。家計簿をつけて、今後も節約を頑張っていきましょう!